機械学習アルゴリズムの中でも、特に高性能な手法として注目される深層学習について学ぶ。まず、深層学習を理解する上で基礎となる基本的なニューラルネットワークの仕組みと学習アルゴリズムを理解する。
次に、深層学習における代表的な手法である、ディープニューラルネットワークおよび畳み込みニューラルネットワークの動作原理やネットワークの構成方法について学ぶ。
その後、対象とする問題(画像生成、自然言語処理など)やアプローチの方法(既存の学習済みモデルの活用など)に応じた様々なネットワークモデルや性能向上のための技法を学ぶ。
科目一覧
Deep Learning
深層学習(ディープラーニング)の基礎から応用まで
深層学習
担当講師 | 原 章 (広島市立大学) |
---|---|
分類 | 講義 |
授業形態 | VOD |
授業形態詳細 | 任意の時間にパソコンからインターネット接続にて(自宅や職場などから)受講します。 |
時数 | 8コマ |
時間数 | 12時間 |
到達目標 | – 深層学習で用いられる様々なネットワークモデルの特徴を説明できる – 深層学習におけるネットワークの最適化の仕組みを説明できる – 対象とする問題に応じて適切な学習モデルを選択できる |
難易度 | ★★ |
分野別難易度 | 数学:★★ |
履修上の注意 | アルゴリズムの理解に、微積分と線形代数の知識を必要とする。 |
授業計画 ・内容 |
1.深層学習の概要とNeural Networkの基礎(生体の数理モデル化) 2.Neural Networkの基礎(学習機構と深層化による計算能力の向上) 3.Deep Neural Networkの実装 4.畳み込みニューラルネットワーク 5.畳み込みニューラルネットワークの実装 6.転移学習とその実装 7.汎化性能向上のための技法 8.様々な深層学習(自然言語処理,生成モデル,深層強化学習) |
事前・事後学習 の内容 |
授業時間内に解決できなかった課題については、次回の授業までに取り組む。 (必要な学習時間の目安:90分) |
成績評価の 方法 |
演習問題(100%) |
教科書 ・参考書等 |
資料を作成し配布する。 |
キーワード | 深層学習、機械学習、人工知能 |
日程 |